dialogue, human and polyphony

「対話」や「人」についての気づき

禅とコーチングの重なり

「禅」と「コーチング」は、どちらも「自己の可能性を思考という枠組みを超えて迫ろうとする」という点において重なりを見出せる。まずコーチングは、その人自身の思考との関係性を結い直すことによって可能性に向かう活力をもたらす。そして、禅も「内観」…

コーチング日記(#1~10)

今年のテーマは「人と対話の道を探究し、現場に活かす」ことなので、コーチングを通して体験したこと、気づいたことを言語化して残していこうと思います。 まずは10回区切りで言語化して、記録をためていくことにします^^ コーチングでは「事柄」や「状況…

河合隼雄に学ぶ、聴く姿勢

コーチングを習ったとき、傾聴には種類があり、集中的に聴き入ることと、全方位的に聴くことがあるという話を聞いた。 河合隼雄(1928-2007)は日本を代表する心理学者であるが、彼は後者の聴き方を基本としてクライアントに向き合っていたのだと思われる。 …

雰囲気に触れる

4年前に対話をはじめ、2年半前にコーチングをはじめ、今年はいままで得てきた知恵や知識を言葉にする流れが来ています。 研究室の方では「オープンダイアローグ・パターン」という形で対話の知恵を言語化・体系化し、関わっているワークルの方では「コーチン…

感覚と偶然性、頭脳と計画性

先日友人が主催する「鎌倉リトリート」というプログラムに参加してきた。 それは、感覚が開く体験を久しぶりに感じることができた二日間だった。 このプログラムは、 「森でひとりで過ごすこと」と「みんなで対話すること」が繰り返されるシンプルなものであ…

「聴覚」の可能性の探究①

以前あるコミュニティで、「ヒューマン・ラボ」なるものを開催した。そこで扱われた話をここでも共有しておく。以下が用いたレジュメであるが、「ワーク」までが事前に準備された資料であり、「ワーク」の後からはワークを体験した後の皆の感想のまとめであ…